学校で使われる文をかんたんな日本語に変えました。
とくに学校での新型コロナウイルス感染防止対策についての文を扱いました。
日時 | 2022 年10月1日 (土)14:00~16:00 |
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会場 | ZOOM ミーティングルーム |
内容 | 難しい日本語の文章を簡単な日本語にしました。 日本語を勉強する人と日本語話者が一緒に考えました。 |
感想 |
「感染」「濃厚接触者」「陽性」など、どうやって伝えますか? (よくあるリライト例) 「感染」・・・病気が 人から 人へ うつること。 「濃厚接触者」・・・感染したかもしれない人。 「陽性」・・・感染したとわかること。 イベントでは、「濃厚接触者」は「コロナになったひとのちかくにいて、コロナになるかもしれないひと」というリライト表現になりました。漢字1文字 1 文字の意味の説明もしました。「新型」をつけず単に「コロナ」だけだと SARS やほかの風邪のウイルスなどのことも含む表現になってしまう、という話もしました。しかし、今の状況で「コロナ」といえば多くの人が「新型コロナ」のことを想像するので、正確ではなくても相手につたわる簡潔な表現ということでは、この表現が分かりやすいということでした。伝えたいことが結果として伝わるために、相手によって情報量を多くしたり少なくしたり、話す目的に応じて正確性よりも、ここで最も必要な情報は何かなど、優先順位を考えて、伝わる表現を考えました。 参加した日本語学習者は、かんたんな日本語の意味の確認だけでなく、難しい用語の勉強にもなったとのことです。 |
参加者 | 9人( 日本人会員 5人 外国ルーツ会員 4人) |