さいがい が おきたら

1 台風が来るとき

(1)台風が来ると
 強い風が吹きます。
 たくさん雨が降ります。
 川の水が増えます。
 川の水があふれることがあります。
 雷が落ちることがあります。
 電柱が倒れたりします。
 停電になることがあります。

(2)今までの台風で起きたこと
①日野市では、
 浅川の水が近くの家に来ました。
 がけが崩れました。
 たくさんの人が避難所に逃げました。

②他のまちでは、
 屋根が壊れました。
 電柱が倒れました。
 大きな木が倒れました。
 ものが飛んできて、窓が割れました。

(3)命を守るために、
 台風が近づいて来たら、台風が今いるところに来る前に、準備をします。
①準備するもの
 水(3日分) 食べ物(3日分) 懐中電灯(手に持つライト) 新しい電池
 いつも飲む薬 電池で動くラジオ ハザードマップ スマートフォン マスク
②準備すること
 家の前の水路を掃除します。(つまると水が家に来ます)
 家の周りを片付けます。(ものが飛ばないようにします)
 避難所の場所を家族で確認します。
 避難情報が出たら避難します。

③やってはいけないこと
 外の様子を見にいってはだめ
 川の近くに行ってはだめ

④情報を集めます
ⅰ NHK WORLD JAPAN RADIO
  


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ⅱ NHK WORLD JAPAN(インターネット)
     https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/

ⅲ 防災無線(市役所からのお知らせ)
 台風や大雨などで危ないときに、知らせます。 電話でも聞けます。
042-581-1500

難しい言葉
 避難準備・高齢者避難開始(ひなん じゅんび ・ こうれいしゃ ひなん かいし)
  避難所に逃げる準備をする。
  年寄りは避難所に逃げる。
 避難勧告(ひなん かんこく)
  みんな避難所に逃げる。
 避難指示(ひなん しじ)
  みんな すぐに 必ず 避難所に逃げる。
  避難所に逃げることができないとき、家の2階や安全な場所に逃げる。
  どんな時も、一番安全なところにいること!

ⅳ 天気予報(テレビ ラジオ)

テレビやラジオの天気予報で危ないときに使う言葉
 大雨注意報(おおあめ ちゅういほう)
 たくさん雨が降って、危ないときに 知らせます。
 大雨警報(おおあめ けいほう)
 すごくたくさん雨が降って、とても危ないときに 知らせます。
 避難準備・高齢者避難開始が出ることがあります。
 大雨特別警報(おおあめ とくべつ けいほう)
 近くで被害が出ています。
 命を守るため、安全に逃げることが出来るか考えます。
 避難指示がでることがあります。
 洪水注意報(こうずい ちゅういほう)
 川の水があふれるかもしれないときに知らせます。
 洪水警報(こうずい けいほう)
 川の水があふれそうで、とても危ないときに知らせます。
 避難準備・高齢者避難開始が出ることがあります。
 土砂災害警戒情報(どしゃ さいがい けいかい じょうほう)
 がけ崩れが起きそうで、とても危険な時に知らせます。
 避難勧告や避難指示がでることがあります。

ⅴ たくさん雨が降っているときの逃げ方
 歩いて逃げる。
 危ないので、自動車やオートバイは使わない。
 長靴は水が入ると脱げるので使わない。ひものある靴を選ぶ。

2 地震のとき
(1)日本はとても地震の多い国です。

 地震は突然おきます。
 強い地震のときは、電柱が倒れたり、電線が切れたりします。
 停電になることがあります。

 古い家が壊れたりします。
 地震の後に火事が起きることがあります。
 海の近くでは津波が来ることがあります。
 大きな地震の後は、余震といって、繰り返し地震が起きることがあります。
 家に住めなくなることがあります。
(2)今までの地震でおきたこと

1995年の阪神淡路大震災
 朝早い時間(5:45ころ)に起きました。
 都市で起きたので、火事が建物から建物に広がりました。
 古い建物がたくさん壊れました。
 大きなビルも、たくさん壊れて住めなくなりました。
 たくさんの人が亡くなりました。

2011年の東日本大震災
 海で起きたので、大きな津波が来ました。
 津波は海から離れた川沿いにも来ました。
 街ごと海に流されたところがありました。
 余震が何度も起きました。
 たくさんの人が亡くなりました。

2016年の熊本地震
 夜9時半ころに起きました。
 28時間後、夜中の1時半ころにもっと強い地震が起きました。
 住宅の全壊が8,667棟、半壊が34,719棟、一部破損が163,500棟ありました。
(3)命を守るために
 あわてないこと。
①家にいる時、地震が起きたら
 クッションなどを使い、頭を守ります。
 動ければ、家具が倒れてこない場所か、頑丈なテーブルの下に逃げます。
 トイレや家具の多い場所は閉じ込められたり、下敷きになったりします。
 玄関のドアを開けます。

 ガラスや食器が割れているときは靴を履きます。
 揺れが落ち着いたら、台所や風呂のガスを消します。   
 あわてて外に出てはいけません。
 窓の近くには行かない。 
 水が出るなら水を汲んでおく。
 避難するときはガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを落とします。
②外にいる時、地震が起きたら
 ブロック塀のそばに行かない。
 自動販売機のそばに行かない。
 窓や看板のあるビルの下に行かない。
 海のそばにいる時は、高いところに逃げます。
 山や斜面にいる時は、崩れそうなところから逃げます。
 エレベーターの中にいる時は、全部の階のボタンを押して止まったらすぐ降りる。
 エレベーターに閉じ込められたら、インターホンで助けを求めます。

③日頃の備え
ⅰ 準備しておくもの
 水(3日分) 食べ物(3日分) 懐中電灯(手に持つライト) 新しい電池 
 いつも飲む薬 電池で動くラジオ ハザードマップ スマートフォン マスク 
ⅱ やっておくこと
 家具や本棚は倒れないように止めておきます。  
 家族で家に帰れないときの連絡を決めておく。
   
(4)震度とは次のようになっています。

震度 揺れのレベル
震度0 地震だけど体感できない
震度1 座っているとかすかに感じる人もいる
震度2 大半の人が気が付くレベル
震度3 動いてなければほぼほぼ気が付く
震度4 電灯などの吊り下げ物が大きく揺れる
震度5弱 固定されてない家具が動く。本棚の本が落ちる。
震度5強 捕まらないと歩けない。ブロック塀が崩れることも。
震度6弱 立っていられない。ガラスが割れることも。
震度6強 這わないと動けない。木造建築だと倒れることも。
震度7 激揺れ。コンクリートの建物でも倒れることも。

  

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