新年のごあいさつ
会長 森 正晴
みなさん、新年あけましておめでとうございます。
本年もまた、「共に生きる 友と生きる」の理念のもと、いっしょに協会活動を意義あるものにして行きましょう。長らく中止となっていました国際交流フェスティバルを3月2日に開催します。また、2025ビジョンの仕上げの年でもあります。みなさんのご協力をよろしくお願いします。
さて、年始に七福神が祀られている寺社に「七福神めぐり」をすれば、神様の加護を受け、福を授かるとされていますが、私は、新年におめでたい気分で心身ともにリフレッシュするために、「七福神めぐり」を行っています。
七福神とは、恵比寿(日本の商売繁盛や五穀豊穣の神)、大黒天(インドの食物や財福の神)、毘沙門天(インドの戦いの神)、弁財天(インドの弁才や財福の女神)、福禄寿(中国の長寿と人徳の神)、寿老人(中国の健康と長寿の神)、布袋(中国の円満と富貴の神)です。すなわち、「七福神めぐり」は、日本・インド・中国の七つの神様のセットを順にめぐってお祈りする行事です。
これは、中国大陸から流れ込んだ文化を受容して、日本独自の文化が開いた室町時代に始まったと考えられています。銀閣寺を代表する足利義政の京都東山の文化から続くこの伝統の中には、違う国の神様からなる“多文化”の共存があるのです。
【外国ルーツ会員向(やさしいにほんご)】
みなさん、新年あけましておめでとうございます。
2025ビジョンは、「共に生きる 友と生きる(いっしょに せいかつします みんな ともだち で)」の考えを持っています。この考えを忘れないようにお願いします。
今年は、国際交流フェスティバルを行います。また、2025ビジョンの目標がうまく行っているかどうかをチェックします。みなさんいっしょに、なかよく活動しましょう。
私は、新しい年の初めに、お寺や神社に行って、順番に七つの神様にお祈りします。
そして、いい気持ちになります。これを、「七福神めぐり」と言います。
七つの神様は、日本の神様が一つ、インドの神様が三つ、中国の神様が三つです。
これは、京都の銀閣寺ができたころの550年ぐらい前から始まりました。
日本には、昔からいっしょにお祈りされている、生まれた国の違う七つの神様のグループがあるのです。