第4回は「外国にルーツを持つ子どもたちに対する日本語支援について―NPO法人みんなのおうちの活動実践から―」（講師：NPO法人みんなのおうち代表理事 小林普子氏）、第5回は「外国にルーツを持つ子どもの保護者に対する日本語教育の意義と地域社会への影響」（講師：北陸先端科学技術大学院大学教授 本田弘之氏）をテーマとして実施。
| 日時/場所 |
第４回：２０２２年１２月 ３日（土）１４：００～１６：００ 中央公民館講座室 第５回：２０２２年１２月１０日（土）１４：００～１６：００ ＺＯＯＭミーティングルーム |
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| 内容 |
第4回では、新宿区で長年にわたる活動を踏まえた、外国にルーツを持つ子どもたちに対する日本語・学習支援の豊富な実践例及び課題等が紹介された。 第5回では、多言語共同体ともいえるEC（欧州連合）で採用されている外国語能力評価法を参考に、学習者のニーズを把握し到達目標を設定した日本語支援が提唱され、特に学校プリントを題材にした支援の実践例が紹介された。 |
| 感想 | いずれも講師の熱意が伝わる研修であった。支援対象が子ども、大人に関わらず、まず対話を通してニーズをしっかり把握すること、「文字によるコミュニケーション」に対応できるよう支援することの重要性を再確認できた。両講師の「在住外国人問題は国際交流ではなく地域問題」「地域の日本語教室は、日本社会の未来をつくっていくという大きな役割を持っている」という言葉から、行政との関わり方についても考えさせられた。 |
| 参加者 |
第４回：１２名（日本人：１２名、外国人０名） 第５回：１９名（日本人：１８名、外国人１名） |
