①「生活者としての外国人に対する日本語教育の標準的なカリキュラム案」~地域ボランティアでの活用について~
②「外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメント~DLAの活用に向けて~」
伊東祐郎先生による2回にわたるボランティア向け研修を行いました。
のべ49人が参加しました。
日時 | 2024年3月9日、16日(土) 14:00~16:00 |
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会場 | ZOOMミーティングルーム |
内容 ・ 感想 |
①では地域日本語教室の存在意義や日本語学校との違いについて「不定期」「非計画的」「内容課題話題を重視した活動」「コミュニケーション重視型」「後行シラバス」などのキーワードからどのような活動が適しているかを考える機会にもなりました。具体的に生活マップやフォトランゲージの使用などをブレイクアウトで体験的に学びました。「生活者としての外国人」に対する日本語教育の標準的なカリキュラム案を利用して具体的に何ができるようになったかCANDOで確認できると、それらの活動で学習者が勉強になったと具体的に実感できるのではないかと思います。 ②ではDLAの考え方について、ベンジャミン・ブルームが提唱した「教育目標のタキソノミー(分類学)」やカミンズの氷山説などのお話しもありました。DLAを実際に行っている様子は動画で確認しました。受講者は子どもクラス以外の参加者も多数いました。アンケートでは「大人クラスでも新聞読解や学習者の仕事(ITや介護など専門用語)に関連する語彙をあつかった生教材での学習支援のときなど、何を質問したらよいかや、学習者の発言から、学習者は日本語でなにが出来なくて、なにが出来るように学習支援をすればよいか、ブルームの「教育目標のタキソノミー(分類学)」の考えをつかって、実践してみたいと思いました。学習者の認知力・思考力・想像力・推測力をひきだし、学習意欲を刺激できるように、どのような質問ができるのか、考えるように努めたいと思います。」といった感想がありました。 |
参加者 |
会員 日本人 ①15人 ②14人 外国ルーツ① 1人 ② 1人 非会員 日本人 ①11人 ② 7人 外国ルーツ① 0人 ② 0人 合計 ①27人 ②22人 |