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【報告】かんたんな日本語に変える練習会(防災)

外国ルーツのかたは防災用語の日本語を学習しました。 日本語母語話者は防災用語をやさしい日本語で説明しました。『外国人のための日野市防災案内』を一緒に読みました。

日時 日時2023年6月17日(土)14:00~16:00

会場 ZOOM ミーティングルーム
内容

感想
内容
チャットGPTやリーディングチュウ太、DeepL、Googl翻訳を使って、難しい日本語をかんたんな日本語に直したり、翻訳を確認したりと、ツールの活用方法や、それらを活用するうえでの問題点に、どのように対応するのかを考えました。防災用語について、言葉の意味だけでなく、使われ方も確認しました。

【防災用語の確認例】
① 用語のリストを用意します。
② 用語の日本語能力検定試験でのレベルをチュウ太でチェックします。
③ 用語の翻訳や意味を辞書や翻訳機能などで確認します。
④ 実際に使われている文章や資料(できれば絵や写真があるもの)を確認します。 (例)『外国人のための日野市防災案内』
⑤ 日本語母語話者が用語について説明をします。
※日本語学習者と会話をしながら、質問があるかどうかを確認しながら進めます。

【言葉のリストの例】
災害、防災、集中豪雨、洪水、浸水、増水、震度、余震、土砂災害、土砂くずれ、
避難所、避難場所、在宅避難、断水、停電、運休、不通、帰宅困難、注意報、警報、特別警報、ハザードマップ、防災マップ、緊急放送、緊急車両、災害拠点病院、給水拠点、など

『外国人のための日野市防災案内』は以下のリンクでダウンロードできます。
https://www.city.hino.lg.jp/shisei/profile/kokusai/1023494.html
感想
防災用語はイベントの時だけでなく、通常の学習支援クラスでも扱う必要があると思いました。なぜならば、やさしい日本語の資料でつかわれている用語でも、級外やN1レベルのものがあり、テストの勉強だけではなかなか学ぶ機会が少ないからです。「避難所」「避難場所」の違いは、泊まることができるかできないかという大きな違いがありますが、辞書や翻訳機能だけでは分からないのではないでしょうか。また、言葉を学ぶときに、避難所はどこにあるのか、避難所生活のために準備するべきものは何かを知識として学ぶことで、言葉の理解が深まると思います。

参加者 8人(外国人会員4人 日本人会員4人)

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